2014年9月25日木曜日

イントロ④ 試験対策(論述式)

論述問題について
正式には過去問が公表されておりませんが、ネット検索すれば情報提供されている方々がおります。
それらの過去問情報を参考に、30分で400字、とにかく書き上げる練習が良いと思います。

論述のある試験は他にも数多いので、試験慣れされている方や、日ごろ論文や報告書を書かれている方には釈迦に説法となりますが、解答の基本は起承(転)結の構成で、簡潔さと論理展開が大事だと思います。

先ずは、出題にデータや資料が提示されていたらそれらを踏まえつつ、結びの主張となる結論を決めた上で…

起:出題のテーマで序文を起こし、

承:序文と結論を論理立てて補う、本文となる説明を述べて、

転:基本不要と考えますが、説明が薄く補完したい場合や、内容を膨らます(笑)必要がある場合は、関連事項を述べて、

結:用意した結論に着地。もし余白があれば自分なりの〆フレーズ(それらをxxxできる樹木医となりたいです。等)を差し込む。

この流れが短時間で書き上げる方々の定石だと思います。


本文となる説明(や補完)と結論は、基本的には問われている内容を知らないと(つまり知識が無いと)書けない内容ですが、その知識は、選択式問題を解いて関連事項を調べていれば自然と頭に入ってますので、あえて勉強の必要はないと思います。
(時事問題的なニュースを拾っておくことは別途必要だと思いますが)
なので、30分で400字、とにかく書き上げる練習でよろしいかと。

例えば、下記病虫害については、選択式でも必須の話題なので、論述で必要な知識も有しているはずなので、あとは出題意図に合わせて書き上げられるかがポイントだと考えます。
・松枯れ(マツ材線虫病、マツノザイセンチュウ、マツノマダラカミキリ)
・ナラ枯れ(カシノナガキクイムシ、ナラ菌、マスアタック)


あと出題予想について。
時事ネタといいますか、話題になっている事柄が出題される可能性はあります。
例えば、
 青梅で全木伐採の原因となったウメ輪紋病(PPV、プラムポックスウィルス)
 除染作業等に関連したファイトレメディエーション(浄化植物)
 明治神宮の森(植生や生物多様性など…第二次調査結果を踏まえて)
などは出題されるかなぁと推測してます。


また千葉の方でシカやイノシシの獣害が話題となっていたので、鳥獣害に関する話題も想定していたのですが、本年度の(2)出題されました。

平成26年度(2)「ニホンジカの生息域が広がっている。原因として考えられることと、それによる影響について述べよ。」といった具合です。



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